日本時間、5月15日(日)に行われるUFC 198 「ヴェウドゥム VS ミオシッチ」大会のメインイベントの勝敗予想です。
第12試合 ヘビー級 チャンピオン・シップ 5分5R
ファブリシオ・ヴェウドゥム VS スティペ・ミオシッチ
ヘビー級では無二のグラップリングとフィジカルを生かした打撃を持つ王者ヴェウドゥム。ヴェラスケス最強のはクリンチ戦で敵を倒してきましたが、そのクリンチ戦において有効に戦い前王者を消耗させました。対するミオシッチは、優れたボクシングとレスリングを武器にドス・サントスを捕まえることはできずも、かなり追い詰めることに成功しています。また、その後のマーク・ハント戦では周到かつ容赦のない試合運びでハントを削り、TKO。オッズこそヴェウドゥムがフェイバリットも、そこまでの差はないでしょう。 まず、打撃の展開について。アウトサイドでヴェウドゥムのキック、インサイドではミオシッチのパンチが主導権争いの主軸となります。ミオシッチがヴェウドゥムより遠い間合いでアウトボクシングをできるならこれが安全策となりますが、キックの得意で体格の良いヴェウドゥムへアウトボクシングを仕掛けるのは難しいのでは。ヴェウドゥムがアウトボクシングをできるわけではないので、結局注目はクリンチ戦となりそうです。
クリンチ戦でヴェウドゥムが勝る場合、ミオシッチのインサイドのパンチにかなり有効に対抗できるため、長距離と密着で優勢となるかと思います。寝技で明らかに勝るヴェウドゥムは、このアドバンテージを盾に立ち技で伸び伸びと戦えることが一番の武器となります。
少々複雑なのはミオシッチの組み立てる展開。クリンチ戦で王者を勝る場合、流れとしてはブレイクかテイクダウンを選ぶでしょう。ファブリシオの膝の脅威を考えると、クリンチで長期的な密着戦は望めません。ファブリシオのテイクダウンディフェンスの低さや、本人も特にグラウンドはボトムでも望むところでしょうから、ミオシッチがテイクダウンを成功させるのはさして難しくないでしょう。パウンド・アウトは、戦術家ミオシッチがテイクダウンと自らエスケープを駆使し、うまく立ち回ると予想します。
長期戦となっても体格ではミオシッチが有利、クリンチ以降の戦いをミオシッチが戦えると予想する場合、インサイドのミオシッチのパンチが生きてくると予想もできます。
予想:スティペ・ミオシッチ
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