2016年02月28日
感想 UFC Fight Night 84 「シウバ VS ビスピン」大会
06:45 アンデウソン・シウバとゲガール・ムサシのパーレイ1.846倍に97 unit 追加ベット。@ピナクル。
リアルタイムでツイート済み。
感想 UFC Fight Night 84 「シウバ VS ビスピン」大会
第13試合 ミドル級
アンデウソン・シウバ VS マイケル・ビスピン
予想:アンデウソン・シウバ
試合内容を書いてたのだが、とにかく燃え上がりすぎて途中でやめてしまった。
ビスピンは本当に良いファイトだった。
おめでとう、ビスピン!
勝者:マイケル・ビスピン(判定 3-0)
2分間クリーンヒットなしの立ち上がり。
1.2Rはシウバが非常に慎重。
この試合は、スパイダーが自信を取り戻す闘いだった。
徐々に、徐々に、シウバがリズムを作ろうとしているのがわかった。
今回、シウバにカウンターが無かったように思える。
自らのオーラを演出しマジックを仕掛けてきたシウバ、今日はどんな狙いがあったのだろうか。
シウバがケージを背負う、見慣れた光景だったが、もはやその場所が居心地がいいようには思えない。
シウバの全盛期の動きと明らかに違ったのは、攻撃フェイズで動きが固いことだ。
ステップインに対するシウバの反応も、全盛期のそれではない。
3R、マウスピースを吐き出してしまったビスピンに襲い掛かるシウバ。
そこまで展開は変わらなかった、シウバのカウンターはもはやない。
ローキックがときたま当てるだけだった。
自分は、シウバの残酷な衰えを感じた。
とにかくシウバが敵を殴れなかった。
後半に復調したのは、3Rのアクシデントのおかげではなかったか。
40歳で偉業を成し遂げてきたシウバ。とんでもない偉業だし、間違いなく絶対王者だった。
しかし、どんな言い訳があろうとドラッグ・コンテストに引っかかり、何よりシウバは今ベルトを持っていない。
シウバは、自らが挑戦者だと自覚すべきではなかったのだろうか。
対するビスピンのパンチがキレていて、コンディションが非常によさそうだった。
1R終了時、あるいはケージ際で、ビスピンはシウバの挑発を拒否した。
自分には決意が感じられた。
3R、マウスピースを吐き出してしまい、レフェリーとコンタクトを取る間、激しい飛び蹴りを受けた。
しかし、ビスピンは言い訳をしない。
どんな状況に追い込まれても、瞬時に受け入れていた。
3Rのアクシデント、それによるビスピンの消耗により、シウバは復調した。
そのシウバの拳を幾度と受けても前に出たのはビスピンだ。
シウバは自ら下がるビスピンを追いかけても、ケージを背負っては反撃できなかった。
今日の勝者は、自らの拳で道を打開したものではなかったか。
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第12試合 ミドル級
ゲガール・ムサシ VS ターレス・レイチ
予想:ゲガール・ムサシ
開始早々スクランブルを仕掛けるのはレイチ。ベストチョイス。
さっさとスクランブルの驚異を刷り込むことで打撃含める組み立てを優位に進めることができる。
しかし、ムサシのテイクダウンディフェンスが強固。
さらにそれ以降の展開はジャブワークで打撃フェイズをムサシが支配。
ジャブがうるさく効いては入れないレイチのタックルはもらわない。
さらにムサシのローが良く当たる。ムサシの大きなパンチは当たらないのだが、とにかくジャブがあることが大きい。
2R
距離を詰める選択をしたムサシへ、レイチはギアアップ。
ローや近距離の力強いフックはレイチ。良くも悪くも展開が変わるか。
ムサシは意を決して様な表情。何を意味するのか。
とにかくレイチのタックルが決まらない、ムサシがこれはすでに見切ったか。
距離が近いため、スクランブルをフェイントしレイチが強打を打てる。
ムサシもかなり強いパンチを打ち込んでいるのだが、レイチが打たれ強い。
おそらくムサシが力強く打ちこんでいるのは、KO勝ちで実力をアピールしたいのでは。
当然リスクを取る選択だが、自分は好きだ。
打ち合いでもムサシ優勢色が強くなっていく。
レイチの顔が腫れ上がっている、ムサシは本当に強くなったな。
元々うまかったが、より太くなった印象を受ける。
3R
レイチが勢いよく前出る。ムサシは応えるように迎え撃つ。
スクランブルをしかけるレイチはテイクダウンは捨て、自らボトムへ引き込む。
ポイントで負けている以上、ボトムを選択するリスクはないと見たか。
しかし組み立てられず立ち上がる。
立っている状態ではもはやムサシの独壇場。
ジャブは重く強烈になっていく。
しかしレイチが残り3分で前に出る、強いパンチが入っている。
ガスを使ったかレイチ、勢いは一時的ですぐに状況は良く見るムサシ優勢の状況。
残り1分半、トップはムサシ。レイチがもはや余力がないように思う。
ボトムから組み立てるのは厳しいから、立って殴った方がいいのでは。きついのだろうけど。
グラウンドトップでもムサシが良く動き、パウンドを落とす。
ラバーガードを仕掛けるレイチだが、時間がなく、間もなく終了。
勝者:ゲガール・ムサシ(判定 3-0)
レイチのハートも光るところがあったが、ムサシの強さが目立った試合だった。
負けを通じてより精悍さを増した印象がある。
立ち上がりから自己を客観視し、ムサシが着実に主導権のシェアを奪っていく流れが良く見えた。
落とせない一戦で決して簡単でない相手に文句のない勝利。
ファイターとして成熟期。
ホールやレイチはやはり実力では下。
次のファイトが非常に気になるが、ミドルのトップとやってほしい。
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第11試合 ウェルター級
トム・ブリーズ VS 中村K太郎
予想:中村K太郎
1R
両者慎重。K太郎が落ち着いている。
ブリーズへミドルキックを見舞うK太郎。
身長にブリーズの打撃を精査してスクランブルを仕掛ける。ここまで100点。
しかもテイクダウン、さらにマウントを取る。
ウソだろ? すごいぞ。
しかしブリーズが足を取りカウンター、エスケープ。ブリーズがグラウンド出来なかったら終わってた。
非常に長く鋭いパンチでK太郎を殴っていくブリーズ。
しかしK太郎は極めて対処が冷静、しっかり打ち返しスクランブルを仕掛ける。惜しくも離れる。
ブリーズの強烈なボクシングへかなり上手く殴っていくK太郎。
スクランブルの布石が非常に効いている。
おいおい、K太郎!!! すげえな!
2R
ブリーズは相変わらず素晴らしいパンチだが、スクランブル。
しかも再度K太郎がテイクダウンでトップ。しかしマウントから先と同じくブリーズが足をとって上を取る。
K太郎ほどのグラウンドを持つ選手がなぜトップを取って返されてしまうんだ?
グラウンドに疎いので本当に分からない。
残り2分、グラウンドでブリーズの足を取るが良いポジションを奪えないK太郎。
意外すぎる展開に唖然としてしまう。
スクランブルでK太郎、グラウンドでブリーズというのは本当に予想できない。
残り1分でK太郎がオモプラッタ。ハイレベルだな。
残り30秒、K太郎がネックロックを仕掛けるが、ポジションが悪いか。
残り10秒ハーフサイドはK太郎。
めちゃくちゃ緊張する展開だ。
3R
やはり、針に糸を通す時のような慎重な立ち上がり。
ブリーズがスクランブルを警戒して踏み込めない。
K太郎の方が余裕があるように見える。
やはり難なくスクランブルに成功するK太郎。なんて強いんだ。
テイクダウンを取るK太郎だが、またも足を取られてボトム。
しかしK太郎がスイープ。なんだこれ、息ができん。
残り2分をハーフトップから攻めるK太郎。
残り1分強で上はブリーズ。なんという静かで苛烈な試合だ。。。
バックにつくノースサウスのようなポジションでリバーストライアングルをセットするのはブリーズ。
これはタイト、極まらないにしても外せない。
これで終了。
判定どっちだ。。。
ちょっとK太郎の印象が悪いか。。。
勝利:トム・ブリーズ(判定 3-0)
30-27×2、29-28×1だったが、ラウンドごとの判定は極めて僅差だったように思う。
ものすごい試合だったように思うのは自分だけか?
K太郎はデキる、こいつはデキるぞ。ジンリャンってやっぱ強かったのか?
ブリーズのパンチをあそこまで封じられるのってそこまで難しいことじゃないのか?
それとも、K太郎のスクランブルを仕掛けるタイミングが絶妙なのか。
本当に分からないことだらけだが、唯一いえることは、これは格差マッチではなかった。
K太郎に対する期待がめちゃくちゃ高まった。
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第10試合 バンタム級
フランシスコ・リベラ VS ブラッド・ピケット
予想:フランシスコ・リベラ
1R
身長に大差なし。しかしローの差し合いはリベラが上手、ピケットのローは当たらず、リベラのローの精度が良い。
パンチの速度精度反応でもリベラだが、ピケットの強打に打ち合う気質で少々危なっかしい。
しかしピケットは被弾をものともしない。とにかくリベラの巧打を被弾する場面が少なくないが、涼しい顔で対処し前に出る。
ピケットのパンチも当たっているぞ。
というか、リベラの打ち返しやカウンターがクリティカル・ヒットするのに、ピケットが余裕で振り回して応戦する。
ここでリベラの最善でなく素晴らしいファイト・スピリットが顔を見せるので、随所で強打の殴り合いとなる。
リベラはハード・パンチャー当てると面白いな。ヒット&アウェイすれば盤石にいきそうだが、殴り合いを好んでいるのだろう。
2R
両者力いっぱい殴りつけるので、少々呼吸があらい。
残り3分でピケットの体が泳ぐようになったと感じたが、素晴らしいテイクダウン。
30秒ほどでリベラがエスケープ。
今度は両者被弾が少なくなる。多少減速しているか。
ピケットの方がパンチがキレてる、リベラの方がプレッシャーを掛け打撃を当てているようにも見えるが。
残り30秒でリベラが見事なレベルチェンジ。バックからスクランブルするが安定せず。
打撃フェイズではリベラが強打を当てるが、前に出たピケットがリベラへローブローの過失。
大丈夫だぞとリベラが会場を盛り上げる。
残り10秒で殴り合い、大きく会場が湧く。
試合とは関係ないが、なんか今回もスプリットの判定で蹴られそうだな。
3R
前に出るのはピケット。カウンターの精度が落ちているリベラにかなり良い選択。
そのままタックルを仕掛けるがテイクダウンに至らず、そのままスクランブル。
リベラがギロチンを取るが、ピケットは構わずテイクダウン。
うーん。。。
残り半分を残してスタンダップ。リベラは助かったが、ハーフガードで立たせるのが目立ってきたな。
ピケットがかわいそうでは。
今度はリベラがプレッシャーを掛ける。ポイントを取り返そうという心理が表れている。
リベラがテイクダウンするも安定せず。
やはりピケットがテイクダウン。残りの時間をトップで過ごす。
リベラは3Rは明確に落としたか。
勝者:ブラッド・ピケット(判定 2-1)
ダメだ。。。
本当に大きなマルチベットがスプリットで取れない。。。
ブックメーカーのブログでもあるので、こういう感想が先んじた。
ピケットにテイクダウンがあるのが大きかった。
リベラの気質は本当に理解していないとダメだな。
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第9試合 フェザー級
マクワン・アミルカーニ VS マイク・ウィルキンソン
予想:マクワン・アミルカーニ
ウィルキンソンのサークリングが軽快、アミルカーニがのそのそとした印象。
しかしアミルカーニがウィルキンソンのシングルに飛びつくと、難なくテイクダウン。
驚異的なトップコントロールでグラウンドゲームを支配。パスもスムーズ。
アミルカーニ、ここまで綺麗にグラウンドコントロールできるんだな。
長距離にしろ近距離にしろ、グラウンドでギロチンをトップから仕掛けられているときも、非常に強い膂力でトップを難なくとる。
ここまでテイクダウンの精度が良いと、打撃との相乗効果もデカい。
サウスポーから決して速くないストレートを当てて、本当に打撃はそこそこにテイクダウンが取れる。
素晴らしい。
3Rはガスがきつかったか、集中力が切れたか、少々トップから攻められるも結局ボトムからそのままトップを取り返す。
強かったなぁ。
勝者:マクワン・アミルカーニ(判定 3-0)
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第6試合 フェザー級
アーノルド・アレン VS ヤオツィン・メザ
予想:アーノルド・アレン
勝者:アーノルド・アレン(3R KO)
アレンが非常によかった。22歳か、これは今後に期待。
打撃とスクランブルで負けないので、少々精度がよくなくとも負けることはない。
メザがそこまで強いという感じでもないけど。
アレン打撃は力強いのだが、もう少し駆け引きなどが成熟すると上手くなりそうだ。
特によかったのがテイクダウン・ディフェンス。
反応も良いし、対処も非常に良い。
さらにカーディオと集中力が22歳のものではない気がする。
最後きっちり決めたのはハートが強い証拠。
これから注目の若手だと思う。
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第4試合 ライト級
ルスタン・ハビロフ VS ノーマン・パーク
予想:ノーマン・パーク
1Rはハビロフの速い打撃についていけないパーク。レフティのオーバーハンドも空を切り、スクランブルからスラムを食らう。
しかし2R、パークが積極的にプレッシャーを掛け、オーバーハンドと直線的なストレートを使い分けストライキング・ゲームを支配。
ただし、残り1分を切ったところでハビロフがテイクダウン。
3Rはパークが変わらず打撃で押し返されないタイミングでスクランブルを仕掛ける。絶妙なタイミング。
バックを取り攻めるが、半分以上の時間を残しハビロフのエスケープを許す。
今度はハビロフがパークをテイクダウンし、トップから印象的に攻めた。
勝者:ルスタン・ハビロフ(判定 3-0)
パーク悪くなかったが、少々スロースターターすぎたか。
左の使い方を2Rからアジャストするあたり、アライアンスの支持が上手。
しかしハビロフは速い打撃で序盤を押し、パークの打投の連携が回りだしてもやはりスクランブルで負けないのがデカい。
戦術で肉薄するも、やはり対局ではハビロフに及ばず。パーク惜しかったと思う。



いつも楽しく拝見させてもらってます( ≧∀≦)ノ♪
自分もハビロフ×パークは自分も3倍近いオッズの割に拾えそうな試合と思ってパークにしてたんですが、3R半分バックキープしてて判定行けるか!?と思ってからの残り時間で印象ひっくり返されてガビーンでした( ;∀;)笑
コメントありがとうございます。^^
パーク2Rの調子で打撃で優勢維持して残り1分でテイクダウン行けばよかったですね!
MMAはパークの方がうまかったなという印象です。
チャンスが思ったより早く来てしまったんでしょう、時間とチャンスのめぐり合わせが複雑なのもMMAですよね。
メインのシウバvsビスピンはビスピンの調子のよさに苦戦したところもありますが、自分にはやりようによってはシウバにも十分勝つチャンスはあったように見えました。
naoさんの言うとおり、身体の衰えもあったとは思いますが自分にはどうにもメンタルの方に問題があるような気がしました。以前は全ての局面でやるかやられるかみたいな勝負をしていましたが、今回のシウバはその勝負に踏み切れないような印象を受けました。
挑発やトリッキーなムーブ、フェイントなどの勝負への布石は打てても、肝心な部分ではイマイチ踏み込めないといった感じです。
凡人の視点から見た感想なので、的外れかもしれませんが、naoさんはどう見ましたか?
はじめまして、コメントありがとうございます。
>シウバにも十分勝つチャンスはあったように見えました。
自分もKOできる、アンデウソンいけ、とかなり興奮して見ていました。笑
>自分にはどうにもメンタルの方に問題があるよう
>以前は全ての局面でやるかやられるかみたいな勝負
>シウバはその勝負に踏み切れないような印象
>挑発やトリッキーなムーブ、フェイントなどの勝負への布石は打てても、肝心な部分ではイマイチ踏み込めない
仰る通りだと思います、ほとんど自分も同意見です。
シウバはもともとメンタルゲーム、主導権争いで絶対的に優位に立ってきました。
相手のリズムを崩し、自分はベストなリズムを作れる心理的な面が最強たる理由だったと思います。
ただ、その主導権争い、メンタルゲームを支えていたのは彼の防御、迎撃・攻撃精度だったと思います。
第1手である防御で面で早いうちから被弾、第1.5手であるカウンターは1度も決まらず、第2手である攻撃で弱った相手を仕留めきれませんでした。
主導権争いと打撃精度は壮観効果がありますが、こういうゲームをする選手は少しの衰えがかなり大きく作用すると思います。
ですから第3Rで優勢になったあとは、かなり攻撃精度が上がったと見ています。
アンデウソンが今回自らの良いパフォーマンスを自分で肯定的に評価することが、自信回復ひいてはアンデウソン復活の課題だったように思えます。
多分ジョンさんも自分も考えてたことは同じったと思います、自分は当たる、アンデウソンは強い、勝てるから行ってくれでした(^^;;
アンデウソンがスクランブルを武器にする選手だったら実力通り、もっと楽に勝てただろうなぁとも思います。
かなり緻密なところでアンデウソンのゲームプランは成り立っているように思うので、劣化は顕著に見えてしまいました。
逆に、自信回復できれば打撃精度はあがると思います。
打撃精度と心理ゲームの相乗効果、このスパイラルを生むには最初が1番キツそうですね。。。
マクレガーはこのスパイラルが現在最高のものになってるように見えますね!
1ラウンド、2ラウンド共にビスピンがプレッシャーをかけ、それをシウバがいなしつつ挑発や独特なムーブで相手を幻惑するといった展開。しかしビスピンは一切相手の挑発に乗りません。1ラウンド終了時の抱擁を拒否して突き飛ばし、2ラウンド中にケージ際に棒立ちになったシウバに対して決して無理攻めせず、自らが作り出したチャンスにはきっちりと攻めてダウンすら奪いました。
3ラウンドでシウバがビスピンの一瞬の隙を逃さず二段跳び膝をねじ込んだのは見事という他ありません。ビスピンも辛うじて反応は出来ていたのですが、右膝のフェイントにかかり左膝が見えていませんでした。あそこで二段跳び膝をチョイスするシウバのセンスには脱帽です。
しかし、致命的なダメージを負ったはずのビスピンはそれでも前に出続けます。辛く苦しい状況でそれでも前に出るビスピンの覚悟に、シウバのメンタルは打ちのめされたのかもしれません。4ラウンド終了間際まで、殆ど手数が出ませんでした。
5ラウンドもビスピンはひたすら前に出て、ベウフォートを倒した前蹴りを貰っても、防戦一方にならないように手を出し続けました。この辺りですでにシウバはやる気が無くなっていたように思えます。元々彼は劇的に、あるいは綺麗に勝つことを重要視している部分があったので、どれだけ致命打を貰っても前に出続けてくるビスピンに嫌気が差したのだと思います。
今回の試合、十全に力を発揮すればシウバが勝つと試合を見た今でも思っていますが、挑発に乗らずに自分のゲームをやり切ったビスピンがシウバに全力を発揮させなかった以上、これは間違いなくビスピンが手繰り寄せた勝利です。技術やセンスで劣っていてもメンタリティーと戦術でかつての絶対王者を倒したビスピン。深く賞賛します。
対するシウバは、自分が思っていたよりは劣化していなかったです。要所の動きは全盛期を思い起こす程でしたし、やはりジョンさんやnaoさんが仰っている通りメンタル面の問題が大きいのでしょう。一度楽な相手をぶつけて復調してほしいですが、知名度的にそうもいかないのかもしれません。
さて、この勝利でビスピンはミドル級4位まで浮上しました。巡り合わせが良ければタイトルマッチまでこぎつけることも可能でしょう。伯爵の歩みはまだ止まりません。もしチャンピオンになることが出来たら私は号泣で脱水症状になってしまうことでしょう。薄めたスポーツドリンクを大量に用意してその日を心待ちにしようと思います。
セミのムサシレイチは徹底的に相手のスクランブルを遮断し、スタンドでドミネイトしたムサシの完勝でした。オールラウンダーの強みを発揮しましたね。
ムサシは非常に綺麗なキックボクシングをします。後はポイントを取るだけでは無くダメージを明確に与えたい所ですが、レイチのタフネスぶりと交通事故のようなKOからの復帰戦なので安全性を重視したのでしょう。次戦が楽しみです。
対するレイチは手詰まりと悟るや否や強引にでも打開しようとした部分に好感が持てます。ただ、打撃と寝技の技術が頭打ちのように感じました。mmaレスリングを磨いてTDを強化すれば相乗効果で一気に化けると思います。
K太郎ブリーズは、K太郎が大健闘。あるいは判定勝ちもあり得たかもしれませんが、スタンドでの消極性が響いてしまったのでしょうか。
というより、K太郎あんなにスクランブル強かったでしたっけ?ジョシュトムソンのようにクラッチが非常に強いのでしょうか、体格差をものともせずに振り回していましたし。
戦術としても、スクランブルを担保に相手の強打を封じてスタンドでも比較的優位に進めることが出来ていました。誤算は絶対の自信を持っていたグラウンドで対抗されてしまったことでしょう。恐らくはブリーズ程のサイズの相手に対する寝技の経験値が少なかったからあそこまで対応されてしまったのだと思います。寝技でもサイズは重要ですから。
しかし、負けて尚評価を落とさないどころか、逆に評価を上げました。次戦ではきっちり一本勝ちしてUFCにアピールしてもらいたいです。
対するブリーズはプロスペクトとしては評価を落としてしまいました。ですがまぁ今回はK太郎を褒めるべきでしょう。次戦でどこまで出来るか楽しみにしています。
>メインの試合、恥ずかしながら号泣しました。ビスピンは常に真っ向から立ち向かいます。最後の最後まで自分の試合をする、絶対に勝つという意志が伝わってきました。本当、最高の試合でした。
まず、単騎さんの予想ばっちり当たりましたね。
また、応援していたものの心を打つファイトだったと思います。
>ビスピンは一切相手の挑発に乗りません。
>1ラウンド終了時の抱擁を拒否して突き飛ばし
>2ラウンド中にケージ際に棒立ちになったシウバに対して決して無理攻めず
>自らが作り出したチャンスにはきっちりと攻めてダウンすら奪いました。
シウバ相手に最適な仕事だと思いました。
ビスピンって本当にメンタルが強く、熱く、クレバーな選手だと思います。
やはりあれはかっこいいです。
>3ラウンドでシウバがビスピンの一瞬の隙を逃さず二段跳び膝をねじ込んだのは見事
>あそこで二段跳び膝をチョイスするシウバのセンスには脱帽
自分はもうアンデウソンがダメだとばかり思っていました。単騎さんがおっしゃるこの場面で、できんじゃん、いけんじゃん! とも思いましたが、あれはビスピンのちょっとしたミスもやはり大きかったですね。
>致命的なダメージを負ったはずのビスピンはそれでも前に出続けます。
>ビスピンの覚悟に、シウバのメンタルは打ちのめされたのかも
>4ラウンド終了間際まで、殆ど手数が出ませんでした。
つい最近のアンデウソンのマネージャーのコメントを記事で見つけたのですが、アンデウソンがやはり左足に違和感を覚えていたようです。
その上ビスピンはあんだけ強烈な膝蹴りを打ち込んだのに引きやしない。
ビスピンはフィジカルな面で、アンデウソンはメンタルな面でやはり激闘でしたね。。。
>5ラウンドもビスピンはひたすら前に
>前蹴りを貰っても防戦一方にならないように手を出し続けました。
>ビスピンに嫌気が差したのだと思います。
確かに、アンデウソンかなり消耗しているのかな、と思いました。ビスピンの攻撃に、全然前に出られなかったですね。
>ビスピンがシウバに全力を発揮させなかった以上、これは間違いなくビスピンが手繰り寄せた勝利
>深く賞賛します。
このビスピンの勝ちって本当に意味や価値が大きいですよね。アンデウソンが今回ジャッジの好みで勝っていたとしても、自己の自信を取り戻した時がアンデウソンの本当の勝利です。
この勝敗は象徴的でした。
>シウバは、思っていたよりは劣化していなかった
>要所の動きは全盛期を思い起こす程
>メンタル面の問題が大きいのでしょう。
仰る通りですね。自分の劣化は実際にはカウンターの精度など一見フィジカル面に言及していても、結局は実際は1にも2にもアンデウソンの強さってメンタル面だったんですよね。
3Rの勝利アピールは、1,2Rでビスピンの圧力を目の当たりにして、これで勝てたら、という焦りがさせたものでしょう。
全盛期のアンデウソンではあそこまでダダっこのようなことはしなかったと思います。
アンデウソンは負けましたが、今回5Rまでビスピンと戦ったことはめちゃくちゃデカいと思います。
割と次戦を考えると悪くない状況だと思うんですよね。
あとはアンデウソンの解釈次第ですね。
こんなにできている、全員挑発しまくって圧倒的にぶっ飛ばしてやる、という気概が見たいです。
>ビスピンはミドル級4位まで浮上
>巡り合わせが良ければタイトルマッチまでこぎつけることも可能
改めて順位を聞くと、ビスピンやりやがったなー! と思いますね。笑
彼のキャリアで格上に勝利ってあんまなかったんですよね。
ビスピンは決して突出した武器を持っているように見えません。でも本当に姿勢にひたむきさを感じます。
>もしチャンピオンになることが出来たら私は号泣で脱水症状になってしまう
>薄めたスポーツドリンクを大量に用意してその日を心待ちにしようと思います。
ビスピン自分は交換持っていましたが、単騎さんがこんなにファンだとは思わなかったです。
自分も単騎さんの予想とこの感想の記事で頂いたコメントと、ビスピン自身のファイトに非常に感化されました。
ビスピン、一緒に応援させてもらいます!
今度ツイッターで知り合った方へ、ウチでの試合観戦にお誘いしたのですが、単騎さんともいつかご一緒したいですね。観戦友人が少ないので、意見交換に飢えています。笑。
ツイッターをもしやってらっしゃったらメールやらで連絡とりあえると嬉しいです。
>ムサシは非常に綺麗なキックボクシングをします。
>ポイントを取るだけでは無くダメージを明確に与えたい所
>レイチのタフネスぶりと交通事故のようなKOからの復帰戦なので安全性を重視したのでしょう。
ムサシあんなにキックボクシングうまかったでしたっけ。
まぁでもそうですよね、武器ですもんね。アジリティやスピードよりテクニックですが、改めてうまいなーと思いました。
>レイチは手詰まりと悟るや否や強引にでも打開しようとした部分に好感
>ただ、打撃と寝技の技術が頭打ちのよう
>mmaレスリングを磨いてTDを強化すれば相乗効果で一気に化けると思います。
本当にスクランブルですよね。
レスリングがあると打撃も寝技もまわりだす。
ブリーズもスクランブルのせいで打撃もできず、寝技も悪いポジションからの組み立てになってました。
>K太郎が大健闘。
>K太郎あんなにスクランブル強かったでしたっけ?
>体格差をものともせずに振り回していましたし。
自分も予想外すぎて気づいたら口あいてました。笑。
K太郎ナメてごめんなさいって思ってました。
ジンリャン戦見る限り、ラフな点が目立ったように見えましたが、勝負どころのかぎ分けなど、やはりかなりやり手のようですね。
代打でデビューした選手があんなに体格で勝るプロスペクトと接戦を演じるとは。
>スクランブルを担保に相手の強打を封じてスタンドでも比較的優位
>誤算は絶対の自信を持っていたグラウンドで対抗されてしまったこと
あれブリーズに寝技の心得なかったら瞬殺でしたよ。笑。
あそこもすっごくもどかしかったんですよ。極めちゃよ! って。
寝技って本当に難しそうです。
>寝技でもサイズは重要ですから。
ものすごい感じます。
グラウンド強い選手って手足すごく長いですよね。
サイズが無くてもトップコントロール良い選手はいるかも知れませんが、安定感が違うんですよね。
>次戦ではきっちり一本勝ちしてUFCにアピールしてもらいたいです。
ですね!
>ブリーズはプロスペクトとしては評価を落としてしまいました。
>今回はK太郎を褒めるべき
>次戦でどこまで出来るか
ブリーズはちょっと頼りなく見えましたね。
とにかくスクランブルなんですよね。
彼は寝技が出来ますから、本当にスクランブルに積極的になってほしいです。
そうなるとあの強烈な打撃が鬼のように猛威を振るいはじめますし。
スクランブルで負けるなら、いっそ捨てて寝技でカウンターできるほうが相手のテイクダウン抑止につながると思うんですよね。
寝技あるからスクランブルできねえ、したくねえって。
そしたらこれもまた打撃炸裂の環境づくりができるんですが。。。