2016年12月22日

予想 「ドミニク・クルーズ VS コーディ・ガーブラント」



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< 勝敗予想 UFC 207 >

バンタム級 チャンピオンシップ 5分5R
(1.487)王者 ドミニク・クルーズ VS コーディ・ガーブラント(2.800)(12/22現オッズ)


1.背景、注目点

  王者、ドミニク・クルーズは複雑なレッグシャッフリングと強烈なレベルチェンジというスタイルを編み出し、絶対の強さを誇る。キャリアにおける唯一の敗北は2007年、ドミニクが22歳の時。相手は先日引退したMMA軽量級の牽引者ユライア・フェイバー。以降、2010年のバンタム級の王者獲得を経て、今日まで負けはなし。撃破した相手は、アルファメールのジョセフ・ベナビデス、同チームのユライア・フェイバー、現フライ級の絶対王者デメトリアス・ジョンソン。26歳から通算4年ほどのブランクを強いられ王座は剥奪される。その間水垣偉弥を撃破、2016年に完全復帰してからは当時の王者T.J.ディラショーに挑戦し激闘を制す。その後、ユライア・フェイバーとのラバーマッチを制し、この度の防衛戦の相手にコーディ・ガーブラントを迎えた。

  コーディ・ガーブラントはユライア・フェイバー率いるチーム・アルファメールに所属し無敗の快進撃を続けてきた若手。10戦全勝9KO、武器はバンタム級最速最強のパンチと決して崩れぬ体幹。2014年のUFCデビューからわずか2年で王者に挑戦する。4歳からレスリング、15歳からボクシングをはじめ、アマチュア・ボクシングで32勝1敗の好成績を収めながら高校時代はレスリングのオールアメリカンに選出された、現代MMAの申し子のような選手。

  フェイバー、ディラショー、ベナビデス、今回のガーブラントと、チーム・アルファメールとドミニク・クルーズには因縁があるよう(現在ディラショーは離脱)。軽量級のカリスア、フェイバーを奇怪なステップで翻弄、その圧倒的なゲームの支配力から、クルーズにつけられたニックネームは''ドミネーター(支配者)''。ディラショーの美しいステップとヘッドムーブは、クルーズのステップにインスパイアされ自身のハイレベルな打撃と融合させたスタイル。しかし、オリジナルには勝てなかった。

  名門アルファメールは近年、王者に挑戦し続ける歴史をたどっている。新鋭コーディ・ガーブラントは早くも王者に対し「クルーズは膝を怪我している。全盛期の動きはできない」と盤外戦を仕掛けている。試合前から自身のハードパンチを背景にプレッシャーを掛けようという算段だろう。圧倒的な回避力を持つ王者クルーズに対し、挑戦者ガーブラントのハードパンチは届くのか。


――――挑戦者、揺るぎないハートと体幹、''ノーラブ''コーディ・ガーブラントか
    絶対王者、歴代最高のファイトIQ、''ドミネーター''ドミニク・クルーズか――――



大晦日、12月31日(土・日本時間)。パウンドアウトが2016年の中で最も楽しみなタイトルマッチ。


注目点は、
・(挑戦者)インファイト VS アウトファイト(王者) : 打撃の優位はどちらか
・(挑戦者)打撃 VS テイクダウン(王者) : プレッシャーの優位はどちらか
・(挑戦者)バンタム史上最速最強のパンチ VS UFC史上最高の回避力(王者)


2.基本情報

1)ドミニク・クルーズ(アライアンスMMA)

pala dominick.jpg


タイプ:全距離型オールラウンダー。
22勝 : 7 KO、1 SUB、14 DEC
1敗 : 1 SUB

  スイッチがオーソドックスとサウスポーを入れ替える動作なら、クルーズの動きは上半身が相手の正面を向き、両足を前後に激しく入れ替えるもの。正面を向きながら足を動かしているので、相手の接近に合わせてサイドステップ&スリップでテイクダウンと打撃に対応し、回避できる。またこの状態で瞬発的な直進をせず、なるべく相手の背中方向から悟られぬように迂回しながら接近し、攻撃を加える。

  相手はレッグシャッフリングしながらクルーズが微妙に接近してきたかと思うと、攻撃をするとサイドステップでさっと消え、横に行ったかと思うとタックルへ入って来られたり、タックルをディフェンスしようとしたならオーバーハンドで殴られたり。あるいは射程圏の内外を出入りするクルーズのローキックに足を狙われたり。

  鉄壁の攻守を兼ねるクルーズのアクション起点はこのレッグシャッフリング。またこれを捕まえる術はほとんどクリンチしかなさそうだが、ここはドミニク・クルーズの土俵。おそるべきバランスでこれを崩すのは至難。かなりの精度を誇るディラショーが得意の打撃戦で競り負けるほど。


2)コーディ・ガーブラント(チーム・アルファメール)

pala garbrandt.jpg


タイプ:中近距離型ストライカー。
10勝 : 9 KO、1 DEC

  ヘッドムーブを削り、腰から頭へ棒を突き刺したかのように軸が崩れない。涼しい顔で相手に向かい、パンチをかすらせるように回避は最小限の動きにとどめる。被弾しても目を閉じない背けない。ガーブラントにとってそういうものは些細なことで、パンチを相手の顔に叩き込むことに集中して戦うスタイル。相手のテイクダウンにも確固たる体幹がはじき、すぐさまハードパンチを叩き込む。

  ローや手をマットに着くアクロバティックなハイキックも出すが、最高の武器は、バンタム級最速のワンツーと左右のフック。コンパクトで基本のできた強力なボクシング。これを叩き込むだけに接近し、止める手段がないというのは脅威。


3.戦術予想

  クルーズに関しては、アウトファイトとテイクダウン。ジャブやローでガーブラントの接近より前に十分打撃を叩き込めるなら、ガーブラントは射程圏外で打撃を空振りする。無茶な接近にはレベルチェンジで対応できる。

  ガーブラントに関しては、まずはテイクダウンディフェンス。そのためにはクルーズの打撃に対応し、いかにプレッシャーをかけ、クルーズのテイクダウなりパンチを先出しさせるかがポイント。


4.展開予想、注目点

1)テイクダウン&トップキープについて
  クルーズがテイクダウンできない相手はいないと考える。強力なテイクダウン・ディフェンスを誇るディラショーですらテイクダウンを許した。しかし、クルーズがトップキープできるかといえば別。アルファメールらしく、ガーブラントがマットに背中をつけるのは見たことがない。

  テイクダウンの成功は大体打撃とテイクダウンの2択を生むために、打撃支配率の向上にも繋がる。クルーズのテイクダウンの影響力が弱ければ、クルーズはほとんど打撃だけで戦わなくてはならなくなる。逆にディラショーをして捕まえられなかったクルーズに対しては、ここがガーブラントの第一関門。

  ただし、打撃で支配したからとは言え、距離ではなくレスリングで対抗できるスタイルのガーブラントは、やはりクルーズに取って手を焼くと考える。テイクダウンはあっても、長時間のトップキープはないと予想。ガーブラントの打撃戦へのマイナス影響は、甚大にはならないのでは。


2)ストライキングの優位はどちらか
  テイクダウンが有効に機能した場合、テイクダウン>打撃の図式が成り立ち、ガーブラントが打撃で勝つのは難しい。この関門は突破すると考える。

  突破した場合、今度はガーブラントが以下にクルーズにプレッシャーを掛けられるかがポイントとなる。プレッシャーを掛けるというのは単純に追い回すのではなく、ガーブラントのパンチ射程圏内を長時間維持するということ。ガーブラントが長距離の打撃の交換でクルーズへポイントアウトするのは考えにくい。「逃がしても有効打で勝った」という状況にはならなそうだ。

  ポイントアウトの場合、各ラウンドで印象的な打撃を当てる、もしくはダウンを奪う、という条件が必要。ガーブラントにとっては決定力の高くないクルーズからの打撃被弾を犠牲としても自己の射程圏内の維持が最善だと考える。これが出来た場合、クルーズが5R以内に観念し、強打を叩き込むチャンスが増えそうだ。

  ガーブラントの回避動作の最小性、パンチ力、手を出さずに前進するというスタイルから、クルーズの打撃やテイクダウンを先出させることはできそうだ。


5.まとめ

  詳細分析より前にガーブラントにベットし、ガーブラント勝利予想の上で考察を開始。考えれば考えるほどクルーズの鉄壁さが見えてくる。

  タンキーニョ戦より前のガーブラントだったら、おそらくクルーズ相手に先に仕掛け打撃は空を切っていたと考える。今回とにかくガーブラントがどれだけ被弾しながらプレッシャーを掛けられるかの圧力や決心やメンタルにかかっているという予感がある。

  クルーズに関してはいつも通り試合をするだろうが、パンチがよけられ、テイクダウンがシャットアウトされ、その上強打のプレッシャーを掛けてくるという相手はいなかったと思う。もしガーブラントが遠い間合いから瞬発的にステップインし、クルーズの頭部を狙うならクルーズにとっては結構楽だと思う。

  パウンドアウトの予想は、クルーズの打撃とテイクダウンではガーブラントの接近は止められないと結論。


  よって、コーディ・ガーブラントの勝利を予想します。

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posted by nao_mma_ymt at 23:05 | Comment(0) | 勝敗予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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