2016年11月05日

予想 「アンジョス VS ファーガソン」 UFC Fight Night 98




  11/6(日)午前7時半から開始されるUFC Fight Night 98 「アンジョス VS ファーガソン」大会のメインカードの予想です。


(1.724)ハファエル・ドス・アンジョス VS トニー・ファーガソン(2.230)


  前戦、王者アンジョスはエディ・アルバレスを挑戦者として迎えたが、結果は1RKO負け。タックルは先手を取られるも、そのあとに自らがタックルをしかけ、プレッシャーを強めた矢先の出来事だった。アルバレス戦前は、ベン・ヘンダーソンやネイト・ディアス、当時の王者アンソニー・ペティス、続いて防衛線でドナルド・セラーニに対し圧倒的な勝利を収めていただけに、まさかの結末。このままでは終われないだろう。

  対するファーガソンはアグレッシブなスタイルで、UFC参戦から5年で11勝1敗という驚異的な戦績でランキングをかけあがってきた。しかしランカー中位以上との闘いはUFCを去ったジョシュ・トムソン、ショート・ノーティスで参加したエジソン・バルボーザのみ。この試合を勝てば王者挑戦権の獲得に異論は消えるだろう。


< 相性 >

1)打撃戦について


  両者プレッシャーの強いスタイルで、中央を取りたいファイター。5Rマッチなので、ケージ際を動くとなると消耗はひとしお。

  プレッシャーの種類は異なり、ファーガソンは優れたリーチとタフネスで前に出るスタイルで、強打の被弾をもものともしないシンプルな強烈さがある。反面、高度な駆け引きを行う印象はない。

  対するアンジョスはクリンチやタックルの強さを担保に、威力のある左ミドルや左ストレートで相手を下がらせるプレッシャーを持ち合わせる。後手に回る相手に複数の攻撃で対応を殺せるファイター。

  ファーガソンの突進に近いプレッシャーに対し、まずはアンジョスがタックルか左ストレートでカウンターできなければ下がる展開となるが、プレッシャーファイターらしいアンジョスも打撃戦で応戦できると見る。

  ファーガソンの長いリーチは明らかにアドバンテージだが、これをカウンターされた場合のブロッキングや回避は洗練に至らず、前戦ではバンナータに多くの被弾を許した。また、ファーガソンが距離をうまく維持できる印象はない。ファーガソンとて、パンチを当てながら前に出るしかないと思う。


2)テイクダウンはあるか

  またファーガソンのテイクダウンをディフェンスするよりグラウンドボトムから柔術でカウンターするファイター。アンジョスの攻撃で言えばテイクダウンが第一選択となるのではないか。アンジョスは優れた柔術家であり、ペティスやディアスなどのサブミッションをフルラウンド通じて封じ込めるポジショニングもあると考える。またファーガソンはポジショニングやエスケープよりサブミッションの組み立てをトライしそうで、ボトムで過ごす時間は多くなりそうだ。


3)総評

  立ち上がりの評価はこういった感じだが、あとはスタミナの影響。両者優れているのだが、印象ではファーガソンが疲れているのを見たことがない。というか疲れても前に出られるファイターだと思う。

  ファーガソンがゲームを支配するならやはり打撃戦になると思うが、アンジョスは手練れ。なるべく序盤からこつこつと強打を当てていきたいところで、そうなると終盤にアンジョスを仕留められる可能性が高くなる。

  パウンド・アウトの見解はアンジョスが本命で、やはり理由はテイクダウン&トップコントロールがあるため。ファーガソンのボトムでの休み方と暴れ方にもよるが、序盤からグラウンドトップで時間を過ごせれば、攻撃のバリエーションの効果が強化されてくるうえ、スタミナ的にも優位が覆し難い試合となりそう。今回ばかりはファーガソンのサブミッションカウンターも柔術家のアンジョスの安定力を前には厳しそう。これを極めたら本当にすごいと思う。

  よって、パウンド・アウトは

ハファエル・ドス・アンジョスの勝利


  を予想する。

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posted by nao_mma_ymt at 19:34 | Comment(2) | 勝敗予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
早朝に失礼します。
久しぶりのUFCということで興奮しますね。特にメインはUFNでは最高級、後に控えるライト級タイトルマッチよりも質は上かなと思わせる一戦です。自分も勿論好きな二人ですがオッズ通り予想は割れていますね。

メキシコの高地に加えてタフファイト必至のプレッシャーファイター同士の5Rマッチなので蓋を開けてみないと……という部分は確実にありますよね。自分もここ一か月くらいぼんやり考え続けていましたけど(笑)、最終的に僅差ですがファーガソン予想になってます。

ファーガソンの弱点に関しては記事に書かれた通りでテクニック面などではアンジョスには中々及ばないですよね。ボトムの仕掛けも強いんですが、アンジョスはトップから十分潰せると思います。過去にアンジョスほどの実力者を相手にする機会もほとんどなかったというのも不安要素です。
ただ自分の認識としてはアンジョスのTD能力はプレッシャー依存の部分があり、まずそこで優位に立たないと光らないのかな?と考えています。アンジョスがプレッシャーで勝る場合はどんな戦略でも勝利すると思うのですが、そうでない場合にもTDで戦況を変えられるかどうかはポイントになってくるんじゃないでしょうか。どっちみちファーガソンの腰も軽いんですが……。

後はやはりスタミナですよね。過去に5Rマッチを戦って証明しているのはアンジョスなんですが、自分はファーガソンの底知れない部分を買いました。過去の話とはいえハイ戦やヌルマゴメドフ戦で試合中に疲労を見せたことのあるアンジョスに対してファーガソンはその状態でも動き続けるんじゃないかというイメージすらあります。より疲労の大きい高地での試合でより終盤に強いだろうという予想で、ここが覆るとまず勝ちはないですね。

長々と書いてしまいましたが、結局プレッシャーファイター同士なら体格のある方だろくらいの気持ちで選んでます(笑) これでファーガソン秒殺されたら悲しいですね。十分ありえる話ですけど。
とにかく久々のUFCなんでかなりテンション上がってます!
Posted by スコットコーカー at 2016年11月06日 05:27
>スコットコーカーさん

お久しぶりです、コメントありがとうございます。
一応注意書きですが、以下にメインの結果を書きます。






観戦後のレスで恐縮ですが、いやーファーガソン勝ちましたね!48-47ですが、ポイント以上にファーガソンの完勝だと思います。

ツイッターにもなぜアンジョスがテイクダウンできなかったのだろうとつい今しがた書いたのですが、スコットコーカーさんのこちらのレスに答えが書いてありましたね。なるほど、アンジョスのテイクダウンはプレッシャーありきでしたか。ばっちり的中ですね。

スタミナに関しては確かにファーガソンでしたが、アンジョスも頑張っていましたね。最終までにファーガソンが痛手を負っているのではと思いましたが、逆でした。

最終ラウンド開始はファーガソン優勢も一応ポイントはイーブンで最後まで息がうまくできませんでしたよ。汗。久々のUFC満喫しました。

そして来週はお楽しみの超ビッグ・イベントですね!
幸せです。笑。
Posted by nao at 2016年11月06日 14:55
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