2015年11月07日

No.3 「UFCとのルールの違いが、PRIDEファイターを苦しめたのか」 / 「ヒョードルは本当に最強だったのか? 〜PRIDEとUFC〜」シリーズ

日本のMMAメジャー興行、RIZIN発足記念

コラム 「ヒョードルは本当に最強だったのか? 〜PRIDEとUFC〜」シリーズ



No.3 「UFCとのルールの違いが、PRIDEファイターを苦しめたのか」------------------



私は考えた。間違いなく最強であろうミルコがなぜUFCで勝てないかと。

当時mixiにおいてMMAの議論を交わしていたSNSの友人らと、ああだこうだと話しながら。


ミルコが負けるのは、タックルを防げないから。
タックルを防げないのは、自身の打撃が当たらないからだと理解した。

打撃が当たらない理由として、当時私が出した答えは距離感の違い。
射程距離が短いと打撃は当たらない。

そのために、ミルコもシウバもショーグンも、青木も五味もKIDも負けるのだと。

ミルコのUFCデビュー戦であるエディ・サンチェス戦において、随分やりにくそうだというのは既に感じていた。


距離感の違いを、リングとオクタゴンの形状と広さの違いから生じる選手の感覚的なものだと解釈していた。
オクタゴンという広い形状が距離感を遠くさせたと。


現在は、その考えが間違っていた事に気づいている。


北米のMMAファイターは、打撃の距離がPRIDEファイターより長い。
そのため、PRIDEのファイターは勝てなかった。

その時点で、もはやPRIDEの最強説は否定できるものだと考える。

PEDの問題は関係がないだろう。なぜなら、ミルコはそういうファイターに対して勝利を収めてきたのだから。
舞台に上がる以上、勝利のみですべては足るだろう。



打撃の射程距離が長いということは、明らかに北米MMAファイターがPRIDEファイターより進化していたことを意味する。

2003年にクイントン・ジャクソンが、チャック・リデルに勝っている。
PRIDEファイターはどこで後れを取ったのだろうか?

興行主が特定の選手を贔屓したからか、格差マッチが多く選手が最適な強者と戦う機会が少なかったからか、ドンムーブ&スタンダップでグラウンドを仕切りなおさせるからか?


色々考えられたが、その答えはUFCのベルトを返上した元ウェルター級絶対王者が握っていると理解している。

――――――――――ジョルジュ・サンピエール。



―――――シリーズは全5回

No.0 「コラムを書いた経緯」
No.1 「ミルコ・クロコップのキックと技術」
No.2 「ミルコ・クロコップのUFC挑戦失敗」
No.3 「UFCとのルールの違いが、PRIDEファイターを苦しめたのか」
No.4 「最終章、PRIDEファイターが負けた理由と、ヒョードルの挑戦」

です。


前章
No.2 「ミルコ・クロコップのUFC挑戦失敗」
http://mma-pound-out.seesaa.net/article/429214665.html

次章
No.4 「最終章、PRIDEファイターが負けた理由と、ヒョードルの挑戦」
http://mma-pound-out.seesaa.net/article/429214762.html



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posted by nao_mma_ymt at 08:53 | Comment(0) | コラム(格闘技関連) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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